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Hail To The Thief/RADIOHEAD 2003・英
いまさらながら、この作品をレビューすることになるとは・・・。レディオヘッドのこのアルバムはNMEアウォードでベスト・アルバム、そして「there there」がベスト・ビデオに選ばれた。結局、ホワイト・ストライプスは敗れ去ったわけだが(しかしシングル「7 nation army」がベスト・シングルに選ばれたが)、2003年レディオヘッドが最高の作品を創り出されたと評価されたわけである。 レディオヘッドを越えるバンドは出ないのか。レディオヘッド自体が終末を迎えるのではないのか。いろいろ言及されているが、今レディオヘッドはイギリスの最高のバンドであることは間違いない。トムはしばらくアルバムを作らないとコメントを残しているが、今作がレディオヘッドの今の姿なのである。
若い頃、グランジやシューゲイザーに憧れていた青年たちが「OK コンピューター」という歴史に残る作品を創り、さらに自らの求める音を追求した。「KID A」、「アムニージアック」という双子は絶望的なまでの世界感とアブストラクト・テクノの極限を表現した。グロテスクなまでのサウンドはレディオヘッドの進化の登呂だった。そして今作はレディオヘッドの集大成でない。新しい自らのサウンドの追求だ。

ブリット・ポップの死を体験し、オルタナティブ・ロックを通過したレディオヘッド。現在のプログレッシブかつ絶望的な歌詞が私は良いとは思わないが、「ヘイル・トゥー・ザ・シーフ」は恐ろしい、恐ろしい作品だと思うのである。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽R | 23:18 | comments(0) | - | - | - |
Love Is Hell Part 1 And 2/RYAN ADAMS 2004・米
最近、ライアン・アダムスは音楽よりそのビック・マウスや横暴ぶりが報道されることが多い。最新アルバム「ロックン・ロール」のプロモーションのため、生放送のラジオに出演した時、『今日は歌いたくない』と言ってマネージャーやバンドメイトをあたふたさせたり、イギリス・ツアーが始まったらなぜか右腕を怪我し、ギターが引けなくなるなど・・・。ライアン・アダムスの人間性そのものを問われている。 そして今回発表されることになったEPはシングルではなくて、ミニ・アルバムである。正規のリリースとは別にレコーディングが行われたが『売れない』という判断により、御蔵入りになっていた計15曲である。

作品の内容は最新作「ロックン・ロール」とも前作「ゴールド」とも全く異なる。前衛的でサイケデリックな雰囲気に包まれた楽曲の数々がライアン・アダムスのそのナイーブで傷つきやすい精神を露出させつつも、元来彼が持っている楽曲への深い理解力や、あえて誰もやらないようなことを積極的に行う変革性を存分に発揮している。僕が聞いた中でのベスト・トラックはpt1に収録されているオアシスのカバー『ワンダーウォール』だ。様々な人にカバーされたこの名曲をライアン・アダムスはギター一本で歌っている。切ない。このミニ・アルバムを聞いていると彼の行動なんてどうでもよくなる。それよりも大事なことがアルバムを通して語られているからである。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽R | 15:13 | comments(0) | - | - | - |
Greatest Hits/RED HOT CHILI PEPPERS 2003・米
レッド・ホット・チリ・ペッパーズの二枚目のベスト。作品的には「ブラット〜」から最新作「バイ・ザ・ウェイ」まで約十年間の記録である。
80年代のレッチリというのは個人的にはエンターティナーという存在としての姿勢を貫くあまり変態チックなバンドだなと思っていたが、90年代に入ると徐々に歌中心の姿勢に以降し、ポップでメロウな曲が親しみやすいレッチリの新たな姿を見せてくれたと思う。個人的にも大好きである。

特に「カリフォルニケイション」、「バイ・ザ・ウェイ」におけるバンドに復帰したジョンのギタープレイ、そして彼自身の加入が新しいレッチリの姿を明確にしたといって良いと思う。ミクスチャーという画期的なジャンル、ヒップ・ポップとロックの融合というジャンルを創り出したレッチリはやはり凄い存在なのである。ジョンだけでなくフリー、チャドの素晴らしいテクニック、アンソニーの独特なボーカル、今のレッチリは最高の状態であるといっていいのではないだろうか。収録されている新曲「フォーチュン・フェイデッド」はそれを表していると思うのである。ただ「アラウンド・ザ・ワールド」が入ってないのはちょっと残念である。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽R | 22:01 | comments(0) | - | - | - |
Razorlight!(日本独自企画盤)/RAZORLIGHT 2003・英
来年にアルバムを控えているイギリスのバンドの中で最も熱い視線を注がれているバンドの一つであろうレーザーライト。そのファースト、セカンドシングルをコンパイルした日本独自企画盤である。 レーザーライトはデビュー当時はリバティーンズとの関係性を強調されていたが、今やバンドの兄弟が所属しているセラフィンがデビューし、バンドの周囲はさらに活気づいている。
注目するその音楽性はイギリスにおける正統派ギター・バンドの系譜に属しながらも、ガレージ、パンク・ロックからそのスピード感と衝動性を取り入れている。ファースト・シングル、「ロックン・ロール・ライズ」が都会的で洗練されたサウンドによって構築された曲であったにたいし、セカンド・シングル、「リップ・イット・アップ」は「勢い」にまかせたパンキッシュな曲に仕上がっている。まさに、この二つのシングルは彼らの音楽性の広さと豊かさを象徴していると言える。 

しかし音楽性の広さは彼らのサウンドを多様化した複雑なサウンドにはしていない。あくまでシンプルに楽曲とサウンドをまとめることによって、曲のコンセプトを聴者に分かりやすく表現している。
来年発表されるアルバムは果たしていかなるものになるのか。今から楽しみだ。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽R | 21:42 | comments(0) | - | - | - |
Rock N Roll/RYAN ADAMS 2003・米
「ゴールド」から二年、正式なアルバムとしては三枚目になる本作「ロックンロール」はとてつもなくエモーショナルな作品だ。

パンク・キッズだったライアン・アダムスの精神性が見事に開花している。前作「ゴールド」が悲しくも9・11によってメディアに取り上げられ、「ニュー・ヨーク」の「幻想」から逃げることができなかった反動なのか、前作のカントリー、フォークに主点を置いていた「音」はほとんど無い。ギターもアコースティックからエレキへ持ち変えられ、スピード感溢れる曲がたたみかけるようにに続く。また「1974」という曲は以前、インタビューでアラニス・モリセットと作ったと言っていた曲だろうか(クレジットされていないので分からないが、ちなみに彼も彼女もこの年の生まれだ)。

アルバムはまさに「タイトル」通りの素晴らしい作品になっている。前作のファンの人が初めて聞くとその変化に驚きそうだが、二三回聞けばすぐにライアン・アダムスの新たな魅力に圧倒されるだろう。無論、初めて聞く人にもお薦めの一枚である。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽R | 15:31 | comments(0) | - | - | - |
In Time: The Best Of R.E.M.... /R.E.M 2003・米
私は「グリーン」以前、つまりこのベスト・アルバム以前のR.E.M.が大好きで、それはアコースティックを主軸としたシンプルで、シニカルで知的な歌詞が魅力だったからだ。ワーナーに移ってからはロック・サウンドに移行していき、サウンドも凄く抽象的な捉え方しかできなかった。しかし、「アウト・オブ・タイム」を聞いてから、R.E.M.のオルタナティブ・サウンドをはっきりと認識し、捉えていくことができるようになった。それはR.E.M.の80年代と90年代のサウンドの違いを認識することだったし、明らかに彼らはバンド・スタイル自体を変化させていた。R.E.M.は間違いなく「オルタナティブ」の先駆者であり、数多くのバンド・マンたちが敬愛の念を述べている。このアルバムを聞くと彼らのすさまじく作り込まれたサウンド、ウィット溢れる歌詞を体感することができる。

今年のグラストンベリーのトリを飾った彼ら、二曲の新曲はまだまだ彼らの「メインストリーム」からの逸脱を許さない。また彼らは「ロック・バンド」の「まなざし」の開拓者でもある。マイケル・スタイプが「ゲイ」であることをカミング・アウトしたことは、人々の「ロック・バンド」に対する見方や価値観を大きく変えた。そういう意味でもR.E.M.は重要なバンドなのである。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽R | 15:27 | comments(0) | - | - | - |
Presents His X-Factor Vol.1/RICHARD X 2003・英
長いタイトルである。要するにリチャード・エックスなる人物によってプロデュース、ミックスされた作品なのである。この作品に対する評価は本国でも賛否両論で一貫性を欠いてるとか、作品集としては最高だとか、いろいろ言われているが、素直に解釈すればリチャードの作品集なのだから一貫性など求めなくても良いし、好きな作品もあれば合わないアーティストがいたりしても当然なのである。

リチャードは謎の多い人物で、写真で顔を見ても、グラサンかけた、ちょい「釜っぽい」人物に見えてしまう。が、プロデューサーとしてはイギリスでは有名な人物だったりするらしいのである。このアルバムも無名の人物から、シュガーベイブス、なぜかジャービス・コッカーまで参加してます。それだけ顔が広いのだろうリチャード。ロックではないが「ポップ・アルバム」として非常に良作である。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽R | 16:49 | comments(0) | - | - | - |
Contact Higher/ROCKET SCIENCE 2002・豪
オーストラリア出身、といったらJetが思い浮かぶかもしれないが、ロケット・サイエンスの本国デビューは2001年、Jetより先輩なのである。今回、「コンタクト・ハイ」はジャケットを新たにし、イギリスからリリースされたのだが、二年前のアルバムとは誰が思うだろうか。

キーボード主体のバンドが奏でるガレージ・サウンドがたまらない。最近は様々なバンドのサポートをしながら、徐々に知名度が上がって来ている。今年に入ってNMEのニュー・バンドにも選ばれブレイクは近いぞ。ホット・ホット・ヒートが好きな人は聞いてみて!


推薦者;めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽R | 16:32 | comments(0) | - | - | - |
Gotham!/RADIO 4 2003・米
歪んだギター・サウンド、強烈なテクノ・サウンド、ポップな強調・・・。
レディオ4のセカンド・アルバム「ゴッサム!」はNYガレージ・ロック・バンドの中でも完成度の高い作品であろう。ファーストからポスト・パンク的なサウンドを鳴らしていた彼らだが、セカンドはポップになりながらも、ギター・ノイズ、ビック・ビートを取り入れ、より「ダンス」できるポスト・ロックへと変化した。素直に良いロック・アルバム言えてしまう。彼らの場合、ムーブメント自体ないとしても、十分素晴らしいバンドである。傑作。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽R | 16:22 | comments(0) | - | - | - |
Chain Gang Of Love/THE RAVEONETTES 2003・DE
ザ・レブォネッツの待望のファースト・アルバム。ミニ・アルバムの時点ですでに注目されていたが、ファーストは期待以上のデキだ。
ジーザス・アンド・メリーチェインばりのギター・ノイズ、気発性高いハード・トラックもあれば、しっとりと、男女ディオが歌う甘いメロディ、言うことありません。必聴。ちなみにこの二人は写真で笑っていることはありません、たとえサンタクロースの帽子を被ってても(事実)


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽R | 16:00 | comments(0) | - | - | - |