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Welcome To The North/THE MUSIC 2004・英
とてつもないロックンロール・グルーブは何処から生まれるのか?それは真にとぎすまされたアーティストによって、ある時突然生まれる。ミュージックはファースト・アルバムの時にある種のグルーブを産んだ。素晴らしくもまさにそのグルーブはカオスティックだった。その美しくも、若さのやりきれなさの現れはミュージックをイギリス・チャート四位にまで登りつらした。スパイク・アイランドでストーン・ローゼスが爆発的なライブをやってのけて約十年。ミュージックはストーン・ローゼスとは全然違う、しかしイギリス特有の風味を持ったバンドになったのである。

さて、セカンド・アルバムである今作はさらにバンドの結束力が増し、サウンドは豊かに、ボーカルの上手さは相変わらず、良作を届けてきた。ファーストのカオスティックなサウンドから完全に引き離され、よりポップになった。さらに面白いのが歌詞で、セカンド・アルバムの幾らかの曲は戦争に対する批判が明確に表されている。まだ二十歳になったばかりとは思えない演奏力、サウンド。来日公演は行くこと必須だろう。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽M | 21:12 | comments(0) | - | - | - |
Songs About Jane/MAROON5 2002・米
去年、ある一つのアルバムがひっそりと発表された。ギター・ロックとR&Bの融合態のようなサウンド、泣きの美メロ、アルバムは徐々にビルボード、英チャートをかけ上がり、ついにベスト・テンにランキング。それがマルーン5のこのアルバムなのである。
マルーン5は以前違うバンド名で活動していたらしい。しかし、すったもんだしてマルーン5というバンドに落ち着いたようだ。打ち込みが絶妙に入りながらもロック・スタイルを崩さないバンドは至極のポップ・サウンドを創り出した。今やアメリカやイギリスだけでなく、日本でも国内盤が出るようだ。浮き沈みないアルバムの中で、二曲目の「ディス・ラブ」は最高の出来で一回聞いただけで口づさんでしまうような素晴らしい曲だ。私は初めて聞いたとき、ジャミロクワイの「バーチャル・インサニティ」に似てるなっと思ってしまったが、今はそんなこと思うことなく楽しく聞いている。バンドはさらにスパイダーマン2のサントラへの参加が大決定。マルーン5の躍進はまだしばらく続きそうだ。あまり洋楽を聞かない人とか、とても入りやすいのでお勧めである。

推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽M | 11:07 | comments(0) | - | - | - |
The Music/THE MUSIC 2002・英
一年半前になるだろうか。このアルバムが発表されたのは、その当時私はこのアルバムを聞くのか苦だった。いや、いやだった。複雑に絡み合うグルーブ、多用された打ち込み、イギリス人独特のハイトーン・ボイス。最高なんだけど最低だ。アルバムを完璧に仕上げすぎだ。それは良いことか、否、違う。不完全な所から素晴らしいロック・グルーブが生まれる。ストーン・ローゼスになりたいのか、なれないよ・・・と彼らの音楽性を全否定していた。
しかし、一年半たって聞いてみるとこれが最高。完成度、というか高校を卒業したばかりの少年四人がここまで高いテクニックを持ってる。練り込まれた楽曲は一曲一曲異なるコンセプトが光る。歌詞の部分ではまだまだ幼さを感じてしまうけれど、他に文句のつけようがない。特に輝いているのはリズム隊、ベースとドラムがかなり走ってる。それにかぶさるようにギターがラフなサウンドをならす、これはやや打ち込みと轟音プレーに助けられているか。ボーカルは上手い、そして若い。去年は本国でもなかなか特集されなかったが、今年ぐらいにセカンド・アルバムが期待できるか。とても待ち遠しい。ザ・ミュージックは最高だ。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽M | 23:14 | comments(0) | - | - | - |
Safe As Houses/MANKATO 2003・英
輝くギターリフとせつない歌声、マンカトーはそれに抜群のポップ・センスによって創り出された楽曲を奏でる。
マンカトーはダレン・ベリーのソロプロジェクトである。まさに現代の宅録野郎である。憧れはフレーミング・リップスやELO・・・アルバム全体を包む雰囲気もそれを感じさせる。でも元々はエルビス・プレスリーによって音楽に目覚めた彼、打ち込みを多用する曲もありつつ、若き日のトッド・ラングレンのようにギター一本でしっとりと聞かせてくれる曲もある。ほとんどの楽器を演奏しているのも彼本人だ。今や亡きエリオット・スミスの初期の作品を思わせるソングライティング。スミスは素晴らしい作品を残して亡くなった。マンカトー、彼はまだまだ未知数の存在かもしれない。でも、一曲目を聞いて欲しい。こんな切ない歌を書ける存在は滅多にいない。ぜひ、聞いて欲しい。

推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽M | 16:10 | comments(0) | - | - | - |
Dead Cities,Red Seas & Lost Ghosts/M83 仏・2003
鳥の囁きによって始まる本作はフランスの二人組のインストグルーブ、M83によって製作されたインスト・アルバムである。彼ら、アンソニーとニコラスは2002年に発表された「M83」によってデビューしたが、2003年に発表された今作で完全に化けた。テクノを超越して、ロックやアンビエントなサウンドに近づくことによって完成した今作は、シンセサイザーを主軸に置きつつも激しいギター・サウンドを多用している。各誌がマイブラとエールの合体だと表したこのサウンドはシガー・ロスやビョークのようなサウンドに暖かさを持たせつつも、テクノという言葉にはもはや当てはまらないものになっている。
また、エールとも全く違うものだと思う。エールは常にパリジャンとして、アーティストとして確立したものを持っているが、アンソニーとニコラスはパリから離れた自らのスタジオでじっくりと作品を練っていったのである。無論、バンドはまだまだ無名ではあるがこの作品ですでにイギリスではかなりの知名度を獲得したようである(NMEはこの作品に9点をつけた。これは滅多にないことだ。)。国内盤はまだ出ていないが、リミックスがついた限定盤が発売された。ぜひ、これを手にしてもらいたい。オウテカなどが好きな人はぜひ。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽M | 16:06 | comments(0) | - | - | - |
Absolution/MUSE 2003・英
言い切って良い。この作品は2003年におけるベスト・アルバムの一つだ。素晴らしいの一点である。 「アブソリューソョン」=「無罪、免除」と名付けられたミューズのサード・アルバム。従来のミューズが持つ高度なテクニック、それは「ショービズ」、「オリジン・オブ・シンメトリー」、そして「ハルバルー・サウンドトラック」・・・アルバムを経る度に研ぎすまされ(特にライブ盤、「ハルバルー・サウンドトラック」を聞けばその途轍もないテクニックを感じることができる)、このサードに至っては集大成ともいえる、バラエティ溢れる楽曲によって構成されている。
イントロからミューズの特徴ともいえる「混沌とした世界」が繰り広げられる。さらにハードに、そして繊細になったギター・サウンド、絶望的に美しい音色を紡ぎ出すピアノ。ボーカルがさらにダイナミックに切なく歌い上げる。表現される「救いようのない世界」は途轍もなく美しい。シングル「タイム・イズ・ランニング・アウト」、「ヒステリア」はアルバムの各楽曲の良さに特別なものとは思わないほどだ。 イギリス・ロックの「異端」であるミューズがイギリス・ロックを代表する存在になった作品だ。NMEチャートでも見事、一位を獲得した。名実ともにミューズの最高傑作である。

推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽M | 21:48 | comments(0) | - | - | - |
Frengers/MEW 2003・DM
素晴らしいデビューアルバムだ。
一曲の『AM I WHY?NO』から最後の曲『COMFORTING SOUNDS』まで何も考えずすっと曲が頭の中に染み込んでいく。バンドの演奏のテクニックもベテランレベル、さらにヨーナスの歌声は人々を包みこんでいく・・・。彼らは今充実しているだろう。
この勢いをセカンドまで保てるか。それだけが問題だ。

推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽M | 22:33 | comments(0) | - | - | - |
De-Loused In The Comatorium/THE MARS VOLTA 2003・米
スパルタがデビューしたとき進んで聞くにはならなかった。それはオマーの激情に振るえる歌声がそこになかったからだ。
マーズ・ボォルタのデビューアルバム、ここにはオマーの進化した歌声とセドリックの繊細でエモーショナルなギターが炸裂している。サウンドもエモを越えてプログレに近い。セドリックのギターが時折、『太陽と戦慄』のリフを奏でる時考える。
これからどうなるのか。それは誰にもわからない所だ。

推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽M | 22:32 | comments(0) | - | - | - |
American Life/MADONNA 2003・米
マドンナはアメリカンドリームの代表だといって過言ではないと思う。それは絵に描いたようなシンデレラストーリーではなく、人種・女性等の差別・パパラッチ(死語?)などアメリカのブラックな面との戦いであったと思う。わたしもリアルタイムで見てきたわけではないが、まだロック界における女性ミュージシャンの地位が低い80年代に突如現れて、世界中を魅了したマドンナは21世紀に入っても今なお、輝き続けている。いつまでたっても時代と寝続ける女である。
わたしはこれまでマドンナがしてきた活動を通じでの女性ミュージシャンの地位向上であったり、ゲイ支援キャンペーンは非常にユニークだと注目してきたが、彼女の音楽に大して興味を引かれることはなかった。MTV Music Awardsを受賞した『Ray of Light』のPVはおもしろいとおもったが。
しかし、今作は表題曲『American Life』を聴き「これはいける!」と感じた。自分が生きてきたアメリカやアメリカにおけるセレブリティ生活を自ら否定し、蹴飛ばす歌詞、40代半ばを迎えても時代に敏感なその感性は天才的である。40代半ばというと多くのミュージシャンは自分の型にはまり始めたり、肩の力を抜いた作品が多いと思うが、彼女の場合は違う。常に現在進行形なのだ。これはまさに今年を代表する1作であり、この世相を表す究極の皮肉作である。

推薦者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-洋楽M | 20:39 | comments(0) | - | - | - |
100th Window/MASSIVE ATTACK 2003・英
MASSIVE ATTACKの4枚目のアルバムである。以前に増してダークぶりが増している。渋谷陽一氏がラジオで言っていたように、非常に繊細な部分まで音にこだわっている。絶妙なバランスによって、アルバム全体というよりも一つ一つの音を大切にしましたという感じ。
メンバーの脱退により2人になってしまったが、相変わらずマイペースに活動を続けている。誤解により逮捕劇などもめげず、東京ではDJ SHADOWをも巻き込んだライブを行ったが、なぜ東京だけなのだろう。
それと、一つ一つの音にこだわったアルバムなのになぜコピーコントロールなのだろう。わたしにはこれが理解できない。

推薦者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-洋楽M | 22:53 | comments(0) | - | - | - |