谷亮子の引退について思う
谷亮子が引退するという。元々議員の仕事と柔道、家庭の両立は厳しいだろうし、それがなかったにせよ若手選手の台頭っぷりを見るとなかなか茨の道だったと思うので、妥当な選択だと思える。ただメディアも「谷さん、おつかれさまでした」的なあたたかいコメントではなく、妙に滑舌が悪い気がするのはわたしだけか。

確かに彼女の空気を読まない発言や政界進出については快く思わない人も多いし、彼女の最大の「支援者」として小沢一郎の陰が見え隠れするのは決してクリーンではない。ただ政治家としての谷亮子については別として、柔道家としては超一流の部類だったと思う。わたしは柔道の世界には詳しくないが、世界選手権6連覇、オリンピックでも銀2、金2、銅1とこれほど華々しい活躍を遂げた選手は、柔道以外であってもほとんどいないだろう。

谷亮子に限らずスポーツ選手意外でも結果を残していた頃にはちやほやされていた(結果残していてもちやほやさえしてもらえない人もいる)が、何かあれば手のひらを返したように冷たくされる世の中って怖いなあと思う。ちょっとした失敗によって一気に今まで積み上げてきたものがなかったかのように扱われるのは、自分がその立場であれば辛いかもしれない。(谷亮子にしたら、それくらいのことを気にしているようであれば、世界の頂点には立てないのだろうけど。)

彼女についてすごいなあと思うのは、単なる柔道家としての成績だけではなく、
1.数十年にわたってモチベーションを維持してきたこと。
2.結婚、出産を経ても柔道家としての成果を残してきたこと。
の2点についてである。もちろん周囲のサポートがあってのことだろうが、この2つをあわせもてる人はそう多くはない。

政治家に関してはまだど素人だが、柔道と同様一朝一夕の積み重ねが大事で、すぐに成果が出るものではないだろう。彼女なりに勉強してこの国に貢献してほしい。
| hammer | 音楽以外-まじめな話 | 17:23 | comments(0) | - | - | - |
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