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In The Court Of The Crimson King/KING CRIMSON 1969・米
この作品は文字通りクリムゾンのデビュー作で、クリムゾンのアルバムの中で最も売れ、認知を得た作品だろう。よく言われることに、このアルバムが70年の二月のチャートでビートルズの「アビーロード」を抜いてトップにたったということがある。しかし、このチャートはローカルのものであることが判明し、現在は10位以内にチャートインしたというのが妥当な解釈だろう。
だが、クリムゾン・サウンドのシーンへの進出はとてつもないインパクトがあったことは間違いない。プログレッシブ・ロックという「ロック」を用いつつも、それよりも高度な音楽的解釈を求め、作り出していった一種のムーブメントは、イエス、クリムゾン、エマーソン、フロイトといった素晴らしいバンドを生み出していくことになったからである。

 さて、アルバムの解説に入るとしよう。このアルバムのメインはなんといっても一曲目、「21世紀の精神異常者」であろう。作詞担当(楽器はひかない)のピート・シンフィールドによって表現された21世紀の世界観、それは「正常に生きていくためには我々は精神異常者であるしかない世界」なのである。この途轍もない作詞に乗せて、ギター、サックス、ドラム、そして音響処理されたグレッグのボーカルがマッチし、途轍もない暴力性を創り出している。曲中のインプロビィゼイションも凄いに尽きる。特に曲中番のサックスとドラムの掛け合いは素晴らしい。

アルバムの他の収録曲エピタフ、クリムゾン・キングの宮殿も文句なし素晴らしいが、やはりクリムゾンはジャズに対する姿勢が他のプログレッシブ・バンドに比べ強く現れている。

今回、リイシューされる作品全部を聞くことはお薦めしないが初期の作品の「ジャズっぽさ」はジャズを聞く人にもいいじゃないだろうか。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽K | 22:00 | comments(0) | - | - | - |
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