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HEART STATION/宇多田ヒカル 2008・日
最近宇多田ヒカルがすごいと我が家(といっても夫と二人で)マイブームだ。ドラマ『ラストフレンズ』の主題歌である#9『Prisoner Of Love』がドラマにマッチしていて、とても耳に残る。それを除いたとしてもどれもシングルやタイアップ曲が目白押しでずいぶん豪華なアルバムである。そういった豪華さを除いても彼女の才能の奥深さを感じさせる。これを機に彼女の過去のアルバムをほとんど買い集めてしまった。

もちろんサウンドもそうだが、このアルバムだけではなく歌詞が異常に耳に残る。彼女は音楽家であると同時に言葉を操る魔術師だ。歌詞カードを見てみたが、言葉の「韻」の数が半端ではない。
『We Fight the Blues
 調子の悪いときは深呼吸
 こらえた涙は僕の一部 
 I hate to lose
 鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス
 今宵もファイトのコングが鳴る』(#1)

 『鼓膜にあたるバスドラと 
  心地よく突くハイハット 
  とろけるようなBセッション 
  あなたの笑顔が僕の心にクリティカルヒット 
  いつの間にやらハイテンション』(#6)

 また、「僕」「私」「君」「あなた」をその場に応じて使い分ける。英語にすれば単なる「I」「You」なのだがその微妙なニュアンスの違いは日本語を理解するものにしかわからない。アーティストによって常体、敬体の割合が異様に偏っていたりするが、彼女は1曲1曲の中で自由自在に飛び回っている。歌詞にどれだけのエネルギーや労力をかけているのだろうか。もしかしたら適当に思いついた言葉をぽんぽん並べているのかもしれないが、単に意味もない言葉の羅列であっても、彼女の音楽の魔法でそれが一つの世界となる。


推薦者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-邦楽あ行 | 20:57 | comments(0) | - | - | - |
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