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ラプンツェル/Cocco 2000・日
声はどちらかというと澄んだ優しい声をしていて癒し系ともいわれるが、その歌詞からもわかる通り、はっきり言ってCoccoはリストカット系の痛い歌手だ。(どうでもいいがその部分に取り憑かれる信者のような人達もいて、そういう人はCocco以上に痛い。)ただこれまで耳障りのよい歌詞が当たり前だった、可愛くないとだめだった、日本の女性ミュージシャンの歴史を変えたという点では非常に大きく貢献していると思う。

先日のThe Culture Partyの女性ミュージシャン特集でいろいろ曲を選んでいたときに、日本のミュージシャンも聴いてみた。(結局使わなかったが)その中で久々にCoccoを聴いてみたが、わたし自身が彼女に持つ印象がこの10年で大きく変わったことについてびっくりした。狂気じみた歌よりもむしろ淡々と歌う歌の方が彼女にはマッチしていて素直に聴けた。例えば『ポロメリア』はおそらく恋人との別れを歌っているのだろうが、怒りや殺意よりも悲しみが強い。「悲しい」という言葉は一言も出てこないがかえって強く伝わる。

『ポロメリア』の収録されている、この『ラプンツェル』はCoccoの3枚目アルバムだが、先の2枚に比べて単なる狂気や苦しみをぶつけたというよりも音楽を作ったという色が濃いと思う。勢いをぶつけただけで終わっていない。野生児ではなくアーティストとしてのCoccoが垣間みれる一作。


推薦者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-邦楽か行 | 00:06 | comments(0) | - | - | - |
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