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Chopin: Piano Works: Martha Argerich The LEGENDARY 1965 RECORDING/Martha Argerich 1965・アルゼンチン

 






 「英雄」という言葉を聞くとあなたはどのようなイメージを思い浮かべるだろう。わたしはひねくれているためか、非常に胡散臭いイメージを持ってしまう。わたしは歴史には疎いほうだが、かつて人類の歴史の中で「英雄」としてもてはやされた人は「英雄」というよりも独裁者の色が濃いように思う。
 さて、このショパンの『英雄ポロネーズ』だが、ポリーニやアシュケナージと比べてアルゲリッチのそれは群を抜いてすばらしいと思う。彼女がどう思っていたか知らないが、卓越したテクニックと彼女特有の奔放さが調和して、威厳を感じさせようとする英雄と英雄に対して大手を振りながらも影では小ばかにしている民衆がとてもシュールに描かれているようで気持ちがいい。
 ショパン自身は内乱のため祖国を追われ、パリで祖国ポーランドを思い続けたという。特に『英雄』をはじめとしたポロネーズにはショパンの祖国愛が深くこめられているそうだ。ショパンのみならず音楽は世相を表していることが多い。ただ聴くだけではなくその背景にあるものを感じ取るようにすればますます音楽は面白くなるのではないだろうか。


推薦者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-クラシック | 01:37 | comments(0) | - | - | - |
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