日本の恋と、ユーミンと。/松任谷由実 2012・日
ユーミンは言わずもがな大御所である。そのユーミンが無性に聴きたくなって、初めてユーミンの作品を購入した。本作はいわゆるデビュー40周年を記念したベスト盤ではあるが、40年間というのがそもそも想像できない。その大御所っぷりが40年間変わっていないというか、40年前から風格があるのがすごい。

ユーミンが他のミュージシャンと比べて突出している点は「客観性」だと思う。自分の湧き上がる感情を歌うというタイプというよりも、自分が見た光景を丁寧に描写して聴く人と共有し、共感を得るタイプだ。そういうタイプの女性ミュージシャンはあまり思いつかない。また、彼女の見た光景をリスナー自身は見たわけではないのだが、目の前に色付きで浮かび上がらせるということを1曲4分だか5分の間でやってのけるのは、ユーミンのマジックである。

話は変わるが、私自身はベスト盤自体については全般的に否定派であるが、あまり好きではない曲については容赦なくiPhoneからカットしても作品全体のバランスが崩れず心地よく聴くことができるという点ではありだな、と思った。


推薦者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-邦楽ま行 | 10:21 | comments(0) | - | - | - |
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