勝手に音楽批評Webサイト カルチャア
洋邦ロックを中心に勝手に音楽批評。昔は音楽のみでしたが、他のことも書いてます。
2014.02.09 Sunday
True/AVICII 2013・SWE
スウェーデン出身の弱冠24歳のDJの1stアルバムである。本国含めヨーロッパでは大ヒットを飛ばしているが、日本版のリリースはつい先日だったそうだ。意外。
ひとことで言うとよくできたポップ・ダンス系アルバムである。いわゆる”DJ”の曲っぽくなく、メロディがしっかりしていてわかりやすいポップさとその裏に隠れた時代へのアイロニーを兼ね備えている。好きな音楽のジャンルや年代、ティーンエイジャーから30代まで満遍なく支持を受けそうなアルバムである。構成としては特に4〜6の流れがすばらしい。DJというだけあって、リスナーの乗せ方をよくわかっている。ちょっと毛色が異なるシングル”Wake me up”を1曲目に持って来たのは正解。ただ、強いて言えば、最後の曲#10 Heart upon my sleeveはいらないかもしれない(わたしが買ったのは輸入版なので、日本版ではボーナストラックが入っている)。唐突にテンションが落ちるような、いきなり映画で"The End"という字幕が出るような感じだ。
彼はこれまで来日はないそうだ。"True Tour"に日本がクレジットされていなかったので当分来日はない模様。日程的にフェスでの来日もなさそう。あまりにもDJらしくないので、これがどのように調理されるのか見てみたいのではあるが、残念。
推薦者:hammer
ひとことで言うとよくできたポップ・ダンス系アルバムである。いわゆる”DJ”の曲っぽくなく、メロディがしっかりしていてわかりやすいポップさとその裏に隠れた時代へのアイロニーを兼ね備えている。好きな音楽のジャンルや年代、ティーンエイジャーから30代まで満遍なく支持を受けそうなアルバムである。構成としては特に4〜6の流れがすばらしい。DJというだけあって、リスナーの乗せ方をよくわかっている。ちょっと毛色が異なるシングル”Wake me up”を1曲目に持って来たのは正解。ただ、強いて言えば、最後の曲#10 Heart upon my sleeveはいらないかもしれない(わたしが買ったのは輸入版なので、日本版ではボーナストラックが入っている)。唐突にテンションが落ちるような、いきなり映画で"The End"という字幕が出るような感じだ。
彼はこれまで来日はないそうだ。"True Tour"に日本がクレジットされていなかったので当分来日はない模様。日程的にフェスでの来日もなさそう。あまりにもDJらしくないので、これがどのように調理されるのか見てみたいのではあるが、残念。
推薦者:hammer
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