勝手に音楽批評Webサイト カルチャア
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2014.02.05 Wednesday
Random Access Memories/DAFT PUNK 2013・仏
先日発表されたグラミー賞でRecord Of The Year始め5部門を受賞した作品である。全13曲、74分を超える大作ではあるが、長さを感じさせず飽きもこない。ダンス系のアルバムにありがちなイケイケのノリはなく、どちらかというとユルいアルバムである。しかしユルいアルバムにありがちな惰性もない。
また、普通であれば最初のシングル曲はアルバムの2曲目や3曲目に持ってくることが多いが、"Get Lucky"は8曲目である。アルバム全体としてもどの曲をシングルカットしてもおかしくはないようなポップさを持ちながらも、聴き手に感じさせないようによく構成が計算されている。
DAFT PUNKがジャンルを超えて愛されるのはそのポップさもさることながら、その温かさにあると思う。エレクトロ系ミュージシャンの持つ金属的な冷たさが薄く、まるで冬の吐息のような御馴染み感がある。21世紀明けて直後にリリースされた"Discovery"のは新しい時代への期待やわくわく感があった。冒頭に書いたようにこのアルバムはユルさを感じる。DAFT PUNKのアルバム時代に世相が表れているのかもしれない。
推薦者:hammer
また、普通であれば最初のシングル曲はアルバムの2曲目や3曲目に持ってくることが多いが、"Get Lucky"は8曲目である。アルバム全体としてもどの曲をシングルカットしてもおかしくはないようなポップさを持ちながらも、聴き手に感じさせないようによく構成が計算されている。
DAFT PUNKがジャンルを超えて愛されるのはそのポップさもさることながら、その温かさにあると思う。エレクトロ系ミュージシャンの持つ金属的な冷たさが薄く、まるで冬の吐息のような御馴染み感がある。21世紀明けて直後にリリースされた"Discovery"のは新しい時代への期待やわくわく感があった。冒頭に書いたようにこのアルバムはユルさを感じる。DAFT PUNKのアルバム時代に世相が表れているのかもしれない。
推薦者:hammer
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