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日本の恋と、ユーミンと。/松任谷由実 2012・日
ユーミンは言わずもがな大御所である。そのユーミンが無性に聴きたくなって、初めてユーミンの作品を購入した。本作はいわゆるデビュー40周年を記念したベスト盤ではあるが、40年間というのがそもそも想像できない。その大御所っぷりが40年間変わっていないというか、40年前から風格があるのがすごい。

ユーミンが他のミュージシャンと比べて突出している点は「客観性」だと思う。自分の湧き上がる感情を歌うというタイプというよりも、自分が見た光景を丁寧に描写して聴く人と共有し、共感を得るタイプだ。そういうタイプの女性ミュージシャンはあまり思いつかない。また、彼女の見た光景をリスナー自身は見たわけではないのだが、目の前に色付きで浮かび上がらせるということを1曲4分だか5分の間でやってのけるのは、ユーミンのマジックである。

話は変わるが、私自身はベスト盤自体については全般的に否定派であるが、あまり好きではない曲については容赦なくiPhoneからカットしても作品全体のバランスが崩れず心地よく聴くことができるという点ではありだな、と思った。


推薦者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-邦楽ま行 | 10:21 | comments(0) | - | - | - |
Dirty Palette/MARNy 2009・日
実は高校の同級生であるMARNyの1stミニアルバム。彼女のblogを通じてリリースまでの苦節が読むことができる。(CDを出すということは本人にとってやるべきことが多く大変なんだなと知りました。)

今までの楽曲すべてではないけれどもこれまでの主な作品が並べられていて、これまでの彼女のベストアルバムというべきか。アルバム全体を包む世界観というよりも、1曲1曲が際立っている。このジャンルに明るくない人でも聴きやすい曲が多い。あと安心したのは「未完成」であるということ。「これから、」という人がこのキャリアの段階で完成されてしまうとそれ以上伸びないのだが、彼女に関してはそういう心配はないだろう。声の使い方、曲による使い分けも経験値が上がればもっとあがる気がするし。楽曲、ジャケット、解説諸々、彼女だけではなくすばらしい人たちに囲まれて作品を作り上げたということを垣間みることができて、単なる音楽だけではなくそういう人としての「厚み」みたいなものを感じられる。

余談ですが、Special thanksは手書き。昔と変わらず字が綺麗。どうしてミュージシャンの多くはジャケット等のデザイン含めた絵も含めて多彩な才能を持っている人が多いのでしょうか。


推薦者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-邦楽ま行 | 22:33 | comments(0) | - | - | - |
シフクノオト/Mr.Children 2004・日
私がミスチルに初め会ったのは中学生の時で、『イノセント・ワールド』でそのポップ感に完全に虜になってしまった。しかし、高校生になった時に彼らのアルバムを全部売ってしまった。『深海』までのアルバムを全て売ってしまったのである。それはボーカル、桜井の離婚や進化しない楽曲に嫌気がさして、さらに洋楽という素晴らしい世界に出会えたことが原因なのである。そして今作を就職活動中の東京で衝動買いしてしまった。なぜか・・・。

未だに桜井の作るサウンドはネオ・アコ上がりのサウンドだ。『深海』時とスタンスは変わらない。しかし、音が座っている。全ての楽曲がオリジナリティーに溢れている。決してテクニックは上手いわけではない。だが、なんなんだ!この体を揺さぶる暖かいサウンドは!これが進化したミスチルの姿なのか?アルバムはシングル五曲を含む完全無欠の構成、中盤やや失速するものの、『Any』から『Hero』までの流れは最高。文句のつけようがない。一つ気になるは桜井のボーカルがデビュー当時より弱弱しく感じる。彼のような高音を持つボーカルリストは年ととも声が痛んでくる。歌詞は特に『Hero』が良い。

この作品は歌詞だけでなくサウンド、展開も申し分ない。アレンジも凄い練り上げられている。ミスチルはこの後、ツアーで全国を回るが、本当にこのアルバムは最高だ。私は売った全アルバムを含めて、ミスチルのアルバムを買い始めた。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-邦楽ま行 | 11:13 | comments(0) | - | - | - |