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Who Killed The Zutons? /THE ZUTONS 2004・英
誰がズートンズを殺ったのか?。なめたタイトルである。

しかしてその内容は?デルタソニック、コーラルを輩出したレーベルが次に輩出したバンド、ズートンズ、謎の多いバンドである。メンバーはサックスを含めた五人、そしてサウンドはまさに謎、謎、謎。しかし、この謎には簡単な答えがまっている。ビーチボーイズ、リトルフィート、キング・クリムゾン、60年代ロック、70年代ロックの良いとこ取り。それがズートンズのサウンドの謎だ!まさにゾンビ・ロック!なんかずるい感じがするが・・・しかし様々なサウンドをミックスし、現代風にフューチャーした彼らはやはりただ者ではないのである。このアルバムの中で一番の曲、それはやはり「プレッシャー・ポイント」だろう。「圧力、圧力、圧力」と叫びまくるわけわからん歌詞は最高である。しかし、後半はややだれる。パクり感が充満して、聞く人をいらいらさせるかもしれない。そこは新人バンド、これからの成長に期待である。

国内盤にはセカンド・シングルがボーナス・トラックでついてくる。こっちの方が買いだ。サックスも心地よい。ぜひ、聞いてもらたい。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽Z | 11:04 | comments(0) | - | - | - |
When it Falls/ZERO 7 2004・英
今やゼロ・セブンを知らないテクノ・ファンはいないだろう。2001年に発表された「simple things」はイギリスでプラチナ・ディスクに輝いた。元々、レディオヘッドやナイジェル・ゴドリッチとの関係から注目され始めた彼ら。発表されたEPは即売り切れ、そして「simple things」は期待以上の完成度で我々を驚かせた。
彼らは他のテクノ・アーティストとは全く異なる。90年代に流布したトランス、ビックビート、ドラムンベース、トリップ、アブストラクト・・・これらと彼らは全く違うサウンドを作り上げている。チルアウトというメロウなサウンドを機軸としたがらも、アコースティックなサウンドを多用し、『エレクトリック』なものを排除した。このオーガニックなスタイルを取る彼らは癒しにも似た感覚を聞く人に与えるのである。またジャズやR&Bにも通ずる『甘さ』が素晴らしい。聞く人を和ませる。
このセカンド・アルバムではさらに『甘く』なっている。ジャズ風味のサウンドが増えた感じがするがこれがテクノなのかと疑問視してしまうほど、ロマンティックな展開が繰り広げられる。しかし、レモン・ジェリーなど最近のテクノは癒されるものが多い。 ベスト・トラックは「home」、最高。

推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽Z | 16:08 | comments(0) | - | - | - |
Mary Star Of The Sea/ZWAN 2003・米
ビリー・コーガン再始動である。THE SMASHING PUMPKINSが解散して早3年がたとうとしている。スマパンの中での彼は心の闇がテーマだった感がある

ZWANはスマパンと違って、実に明るいメロディだ。CDジャケットにみられるように、PLAYボタンを押すと、まずポップできらきらしたナンバーが耳に飛び込んでくる。そしてプログレ調の渋いが自由にのびのびとした後半。

ビリーがインタビューで「愛がテーマ」だというように、優しいナンバーがちりばめられている。でも音はロック。スマパン時代のギザギザしたエッジは健在とはいえないが、それに勝るパワフルさが感じられる。春のぽかぽかした昼下がりのBGMにうってつけののアルバムだ。


推薦者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-洋楽Z | 22:48 | comments(0) | - | - | - |