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Wolfmother/WOLFMOTHER 2006・豪
iPodのCMに#12が起用されているから、誰でも耳にしたことはあるのでは。わたしもiPodのCMを見て、軽い気持ちで買ってみた。失敗。新しさが感じられない。何が良いんだろう、ファンの人には申し訳ないが。
JETとか同じオセアニアのバンドには勢いがあるけど、それもあまり感じられないしなあ。70年代のグルーブ感とあるが、70年代にはその音が新しかったから受け入れられたわけで今それをそのままやったからいいというわけではない。彼らなりの解釈だとか新しい切り口が必要なのではないだろうか。
iPodのCMはなかなかいい楽曲を届けてくれるが(このアルバムの#12についてはそこそこいいが)、それでブレイクした人たちの今後はどうなるのだろう。GORILLAZみたいに海外ではすごく注目されていたミュージシャンとか、rinoceroseみたいにキャリアのあるベテランはともかくWOLFMOTHERにいたっては単なる一発屋で終わるのではないかと他人事ながら心配になった。

推薦?者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-洋楽W | 10:50 | comments(0) | - | - | - |
Phoenix/THE WARLOCKS 2003・米
痙攣ぎみ!ウォーロックス!
正確な人数、到底不能。ドラムは二人。ベース一人。ギター・・・何人!?
ウォーロックスは危険なサウンドをポップに近づけようと試みたようだ。失敗。やはり「フェニックス」ではポップでなく、ドラッキー・サウンドが炸裂!シェイクしてます。おそらく現在オフィシャルで認められている最高の「ドラック」アルバム。ソニック・ユース、マイブラ好きは気が向いたら買い! 

推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽W | 14:36 | comments(0) | - | - | - |
Elephant/THE WHITE STRIPES 2003・米
待ちに待ったThe White Stripesです。本国ビルボードで初登場6位、UKにいたっては連続1位を記録するくらいノリに乗ってます。でもまだ来日の予定は聞いていないのでこれからでしょうか。
哀しみや喜び全てを併せ持つ動物・象に例えたこのアルバムタイトルだが、たしかにその通り。1曲目の『Seven Nation Army』のいつものぶっ壊れ具合、メグの初ソロなど表情が非常に豊かというか、今までのような勢いだけでない余裕がある。しかも制作費用がたったの80万円というからびっくり。
まだまだじっくり聴き込む余地があるが、若干勢いが衰えていると感じるのはわたしだけ?もちろんすばらしいアルバムですが、もっとエッジがほしかったと1回聴いて思いました。しかしいろんな意味で今まで以上に繊細な精神の下でつくられたアルバムです。気合が入った名作です。

推薦者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-洋楽W | 17:05 | comments(0) | - | - | - |