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Fanmail/TLC 1999・米
わたし自身はR&Bを殆ど聴かないが、TLCは『No Scrubs』がちょうど洋楽を聴きかじっていた頃によくSpace Shower TVで流れていたので比較的馴染みが深いミュージシャンである。メンバーであるレフト・アイが2002年に自動車事故による他界したが一応オリジナルメンバーによる活動は続けられているようである。(実際は殆ど解散状態のようだが)

決まりきった言い方になってしまうが、アルバム自体は前出の『No Scrubs』や『Silly Ho』等が散りばめられていてポップで聴きやすい。彼女達の頂点は前作『Crazy Sexy Cool』と言われているが(わたし自身は聴いたことはないが)、3作目にあたるこの『Fanmail』自体も聴く者を引き込む何かがある。普通にBGMとしてかけていてもお洒落な感じもするし音楽としても主張しないので心地よい。

しかしこのアルバムがリリースされてから10年が経つがR&B業界もあまり大きな変化がないと思う。Rockもそうだが90年代の呪縛から逃れられていない。いつになったらあの時代を超える作品が生まれるのだろうか。わたし自身R&Bをあまり聴かないが、生意気にもそう感じてしまった。


推薦者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-洋楽T | 17:07 | comments(0) | - | - | - |
We Started Nothing/THE TING TINGS 2008・英
日本の皆さんが聴けば「LOVE PSYCHEDELICO」と勘違いしてしまいそうなサウンド。特に声がそっくりである。(Readingで聴いた限りではそうはなかったので、おそらくはミキシングの問題か?)しかもひねたリフと独特のコード進行までそっくり。ぱくりかと言いたくなるくらいだ。

ただDELICOとちょっと違うのは、彼らの方がバタ臭い。DELICOはあくまでスタイリッシュで体臭なんてありませんみたいな感じがするが、もっとはっちゃけていてKIDSに近い感じか。

全曲シングルカットできそうなポップな1枚なので、聴いていて退屈はしない。悪いバンドでは決してないので次でどう化けるかが鍵かも。これはTHE TING TINGSに限らずすべての若手バンドに言えることだが。


推薦者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-洋楽T | 23:16 | comments(0) | - | - | - |
22-20s/22-20s 2004・英
待ちに待った。ライブ・アルバム5/03の途轍もなく、破壊的なサウンドは今も耳に焼き付いている。走りまくるリード・ギター・サウンドに本当、久しぶりに本物のロック・バンドが登場したと思った。フランツやレイザーライトとはまったく色の違う新人が。そしてついに来た。凄い奴等のアルバムが届いてしまった。
CDをケースから取ってCDプレイヤーにおく自分の手が震えている。おいて、スタート・ボタンをおす。切れ味の鋭いギターのサウンドが聞こえてくる。ライブ盤とは違うアレンジのサウンド・スタイル。これも良い。でも巷でネオ・ブルースって言われてるけど、これはネオ・ブルースというかブリット・ロックで活躍した一つのバンドの生まれ変わりのよう感じる。クーラーシェイカーだ。素晴らしいグルーブを司ったあのバンド、あのフロントマン、クリスピアン・ミルズの歌声が頭の中に蘇る。
22-20sはクーラーシェイカー同様、素晴らしいグルーブを司っている。とにかく、ギターが曲中を駆け回る。リズム隊も良い感じでギターをサポート。アルバムの流れも緩急を大事にしたものになっている。あくまでシンプルに、サウンドはクリアに。ここに今年最高の一枚が生まれた。聞いて損はない。あるわけない。聞くたびに味が出る。名作。でも、やっぱりライブが最高だと思う。

推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽T | 21:07 | comments(0) | - | - | - |
As Heard On Radio Soulwax Part 2/2 MANY DJ'S 2004・白
ソウルワックスというバンドをご存知だろうか。数年前、サマーソニックに参加したベルギーの五人組のバンドである。ヨーロッパでも認知は意外に高くセカンド・アルバム「マッチ・アゲンスト・エブスワンズ・アドバイス」は30万枚も売れた。そして・・・ここに登場したトゥー・メニー・ディジェイこそ、このソウルワックスの中心人物ディワーラ兄弟なのである。 

さて、このミックス・アルバム、とにかく凄い。初めっからエマーソンとベースメント・ジャクスがミックスされ、ベルベット・アンダーグラウンドが入り、イギーポップがダンスに合わせて歌いまくる。サウンドの片隅からはガービッジの囁きが聞こえてきて、デスチャと10ccを一緒に流してしまうなんて凄いの一言。さらにロイクソップ、エレクトリック6、ニュー・オーダーと流れていく。べったべたな選曲なんだけど、だからこそほかの人にはできないそんなミックスをディワーラ兄弟がやってのけている。凄い。 

(注)このアルバムは限定発売ですから売りきれている可能性があります。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽T | 15:05 | comments(0) | - | - | - |
05/03/20-20s 2003・米
イギリスで話題をさらっている3ピース・バンド22-20s。今年のグラストンベリーあたりの時期から本格的に取り上げられ限定シングルを発表しNMEのシングル・オブ・ザ・ウィークにも輝いた。この作品は文字どおりイギリスでのライブ、5月3日に収録されたミニ・アルバムである。 20-22sというバンドはガレージっぽいサウンド・テイストを持ちつつも、基本的にはブルースに趣向を置いているようだ。そしてさらにその中軸を包む「ロック」という概念が周縁に存在している。このライブ盤は、わずか六曲にもかかわらず彼らの特徴を余すところなく披露してくれている。ギターはアグネッシブに旋律を刻み、時に狂ったようにグルーブを巧みに繰り出す。ベース、ドラムも合わさってスピード感溢れる、「ラウド」なロックン・ロールを聞かせてくれる。 

テクニックには文句のつけようがない。1曲目の「デビル・イン・ミー」だけを聞いても、曲後半のギター・ソロは最高に上手いし、途轍もなく「ロックン・ロール」だ!

スタジオ・アルバムは来年、だけどこのアルバムは買って損はない。UKロックが好きな人にはマスト・アイテムだ。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽T | 21:44 | comments(0) | - | - | - |
Wallpaper Of Soul/TAHITI80 2002・仏
このセカンド・アルバムは日本では2002年9月に発表されたが、イギリスでは今年8月の発表になる。随分と期間が開いているが、これはタヒチの内外の知名度の差であることは間違いない。「ハート・ビート」は日本でのタヒチの知名度を飛躍的高めたが、イギリスではタヒチの知名度を上げる「もの」がなかった。イギリスでは、フランスから登場したバンドを軽視しがちだ。おきまりの「フレンチ・ポップ」という解釈は減ったが、「ポップ」という点ではタヒチもカテゴリーに組み込まれている(そして確かにタヒチはポップだが、それだけじゃない)。

『Q』ではブリット・ポップの香り溢れる「クラシック・ポップ」と書いているが、これは全然間違いだし、タヒチの「良さ」をまったく理解してない。「ブラーやブー・ラドリーズ」に例えるなんて・・・違いすぎるし・・・以外にタヒチの「良さ」を一番分かっているのは日本かもしれない。タヒチは、なによりポップなんだけど、感情的というか情緒的な歌が多い。それはイギリスやアメリカのバンドには絶対出せない「甘い香り」ように思える。このセカンドはサウンド面でギター中心だったファーストとは違い、打ち込みやシンセサイザーがギター・サウンドに入り込み心地良い。輸入盤発売を期にタヒチを聞き直しみては?


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽T | 15:25 | comments(0) | - | - | - |
12 Memories/TRAVIS
フラン・ヒーリーの透き通った、だが煤けた歌声。「インビジブル・バンド」、「ザ・マン・フー」のバンド特有の清潔感はもはや、無い。トラビスの真の、今の姿が現れたアルバムである。ナイジェル・ゴットリッチによるプロデュースから離れ、セルフ・プロデュースになったことによってトラビス自身、ファースト「グット・フィーリング」にあった「ロック」の衝動性、荒々しさを取り戻し、キャリアの中で最もバランスの取れたアルバムが完成したようだ。
バンドの変化は彼らの風貌を見ても明らかだ。「ザ・マン・フー」の頃の若く、水みずしい彼らは今や無精髭の似合う「中年」である。バンド内の事故、葛藤、三年間は僕らにとっても、彼らにとっても長かったに違いない。このアルバムをバンド史上の最高傑作にあげるかどうか、それはおそらく、一人一人評価が違ってしまうだろう。音楽、「ロック」に対する姿勢自体の変化は「新たなトラビス」の「サウンド」しか届けてくれないからだ。だが、そこはトラビスである。並みのクオリティのアルバムではない。傑作であることは否定できない。

推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽T | 14:45 | comments(0) | - | - | - |
So Much For The City/THE THRILLS 2003・英
スリルズはカルフォニア・サウンドの影響を認めている。

が、スリルズのアルバムのサウンドは必ずしもカルフォニアを再現しているとは言えない。イーグルスがホテル・カルフォニアを描いた。しかし、この曲でさえカルフォニアへの『まなざし』から生まれたのだ。 

スリルズは『まなざし』さえ旨くコントロールできていない。そこに彼らの問題がある。 


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽T | 22:35 | comments(0) | - | - | - |