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Over The Counter Culture/THE ORDINARY BOYS 2004・英
クール。帰ってきたジャム、キンクス。現代のモッズ。いろんな言葉が彼らには当てはまる。なんで今時、こんなにシンプルでかっこいい奴等がいるんだ!?去年のデビュー・シングル「メイビー・サムディー」は凄かった。ロックのシンプルで最高にクールでモッズな雰囲気を味あわせてくれた。逆走しないで、一気に突っ走る根性、馬鹿かもしれない。
でも自分の存在感を十分に表している。そんなオーディナリー・ボーイズ、無茶苦茶かっこいい。そしてアルバムの登場である。単純に良い。ジャムのパンクっぽさ、キンクスの都会的モッズ・サウンド、そして彼ら自体の存在感、これが合わさってとんでもなくクールなアルバムができちゃってるのである。しかし、彼らはもともと、かなりハードコアなバンドだったらしい。ボーカルのプレストンの腕にある立派な入れ墨はその頃の傷跡らしい。しかし、アルバム全体を通して、ハードコアな部分はまったくない。ややテンポ速いギター・ロックだ。だが、彼らが最も主張したいのはバンド名にも現れているよう「普通の少年たち」のありきたりの主張だ。普段生活しててなにげなく思う疑問に対して彼らはふと、足を止める。それが彼らのサウンド・スタイルを構築し、無茶苦茶かっこよくなったのである。ジャム、ポリス、キンクス、好きな人はぜひ。

推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽O | 21:25 | comments(0) | - | - | - |
What's The Story Morning Glory? /OASIS 1995・英
今までその反骨精神?からオアシスをマトモに聴いたことがなかったのだが、今年に入ってから真面目にオアシスを聴いている。実は最新作はまだなのだが、1枚目『Oasis』と本作をきちんと聴いてみたが、非常に聴きやすいUKロックだと改めて思った。それ以外の感想が浮かんでこないのがさびしいが、ちゃんと買ってよかったと思う名盤だと思う。ジャケットもお洒落だし、手に取るだけでうれしいアルバムだ。何を考える間もなくついプレイヤーにのっけてしまう身近さが、気のあう恋人といつもいっしょにいるような感じと似ていて、心地いい。
ギターの音も定番のジャンジャカギターの枯れたハスキーボイスだし、日本人に受けそうだなと思う反面、こりゃアメリカでは売れんなとも思ってしまう。特にこの作品には『Wonderwall』『Don't Look Back In Anger』といった代表作が収められているので、UKロックを聴いてみたい!という人には入門編にぴったりかもしれない。そんな人いるのかなあ。
どうでもいいが、『Morning Glory』のサビは「2度寝をするな、wake up」と聴こえるのはわたしだけだろうか。(正確にはNeed a little time to wake up-起きる時間が少し必要なんだ)

推薦者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-洋楽O | 11:15 | comments(0) | - | - | - |
Familiar To Millions/OASIS 2001・英
オアシスとはどういうバンドであるだろう。最も根本的なことを考えるとき、僕は「うーん」と悩んでしまう。オアシスは90年代のロック・シーンの中では外せない存在だ。そして90年代、最もセールス的に成功し認知度も圧倒的に高い。サウンドは「ロックンロール」だ。無茶苦茶メロディアス、でポップである。と考えると、僕とってオアシスはビートルズみたいなものになるのか・・・いや、違う。何が「ビートルズ的」と違うか、やっぱりギャラガー兄弟の存在なのである。
無鉄砲、喧嘩好き、ごてごての労働者階級(だった)。オアシスには「ビートルズ」が持ってる清潔感なんかみじんもない。やっぱりオアシスはオアシスなのだ。このライブ・アルバムは2001年のもので、まさに90年代の総括にあたるアルバムであろう。今、オアシスは流行、実力の上で「最高のバンド」ではなくなってしまったが、90年代を10代で過ごした僕にとってはやっぱり「ヒーロー」なのである。だから、もしオアシスを聞いたことない人に会ったら、迷わずこのアルバムを薦める。そんな一枚である。

推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽O | 14:44 | comments(0) | - | - | - |