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Born This Way/LADY GAGA 2011・米
今旬の女性ミュージシャン3発目。日本のお茶の間でさえ話題になる人。

わかりやすいメロディ、前向きな歌詞、奇抜な衣装、振る舞いetc話題を欠くことがないが、でも30年前くらいに同じようなことをした人が既にいる。「史上最も成功した女性アーティスト」マドンナである。しかも時代背景を考えるとマドンナの方がものすごく大変だったと思う。(しかしその大変さをわかっていてお金儲けはマドンナの方が上手そう。ガガは借金が多いみたいだし。)ただ、彼女たちはお互いを認め合っている気がする。

でもガガをみていて非常に好感が持てるのは、インタビューをみても明らかに性格が良さそうなこと。ストレートな楽曲はその現れかもしれない。わかりやすくノリがいい曲はいろんなシーンでかけても場の雰囲気がよくなるので、今後もわたしはガガ様にお世話になるような気がする。


推薦者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-洋楽L | 21:36 | comments(0) | - | - | - |
It's Not Me, It's You/LILY ALLEN 2009・英
一言で言うと、1枚目のローファイモードから少しキラキラ(電子的装飾)が入ったかなという感じ。相変わらずゆるいアルバムである。ただ、どのミュージシャンも1枚目は今までのキャリアの総決算的な意味もあってポップなアルバムになる代わり、2枚目は意外とマイナーな曲調の曲が多くて、少し期待はずれということがあるが、彼女に関してはそういうことはなくて、1曲1曲が際立っていて退屈はしない。むしろ、相変わらずtotal timeが50分弱と短かったが、「えー、もう終わり?」と思わせてしまうような物足りなささえ感じさせる。

ロック界で女性ソロミュージシャンが最近元気がない。(そもそもわたし自身、あまり女性ソロミュージシャンを聴かないが)しかも若手というと最近はUKではバンドブームの煽りを受けてか女性ソロというのが少ない。そんな中でLILYはよくがんばっていると思う。CDも出し、ライブも定期的に行っている。はっきりと自己主張をし、パパラッチから追われていたり等音楽以外での活動も取り上げられているが、今後も温かい目で見守っていっていきたい。


推薦者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-洋楽L | 19:47 | comments(0) | - | - | - |
Alright, Still/LILY ALLEN 2006・英
真新しいとか歌がうまいとかそういうサウンドではないが、なぜリリーに会いたくなるのだろう。MySpaceだとか時代の寵児とかいろいろと彼女を語る形容詞はあるけれども、それ以前にまず彼女の音を聴くべきだ。彼女は背伸びをしない。痛いほど女であろうともしない。人間としてそこに生き、そこで歌うという本当にシンプルなことを当たり前にやっている。単にそれだけのことなのだが、それを当たり前にやってのけた女性ミュージシャンはいない。

サウンドはいたってポップ。わかりやすいメロディと歌詞で、ロック、クラシック、ジャズとジャンルの垣根をひょいと越えて、誰の耳にも心地よい音だと思う。ライブでも意外とわたしよりもずっと年上のオーディエンスが多くてびっくりした。彼女同様注目されたアークティック・モンキーズが若者を「代表」しているとすれば、彼女は女の子ではなくそこに今の時代を生きる一人の人間の姿をリアルに切り取っている。上手く言えないけど、久しぶりの傑作。


推薦者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-洋楽L | 01:22 | comments(0) | - | - | - |
Start Something/LOSTPROPHETS 2004・米
これほど気持ちよく爆音を愛せる気分にさせてくれたのは、ロストプロフェッツとスリップノットぐらい。普段、メタル野郎ではない私もこのアルバムはキた、キレた!一曲目からラストまでスーっと流せてしまう。打ち込みと分厚いギター・サウンドが心地よい。またボーカルが上手い。これで誰が文句言いますか。いや実際、ファースト・アルバムはどうかと思った。一曲目から「シノビ・バーサス・ドラゴン・ニンジャ」・・・何かおかしくねーかい。この日本語の使い方。シノビもニンジャも・・・一緒じゃねーか!ということで全く気にしなかった私。セカンドにヤられて以来、収納の奥に眠っていたシノビ〜を引き出し、聞き込んでいる私。反省。しかし、彼らのサウンドはイギリスのミクスチャーメタルの中で最高レベルのものであることは間違いない。
リンキンパークと比較されてる?・・・比較すること自体間違っている。あれはあれ、これはこれである。とにかくロストプロフェッツはセカンドでハード系バンドのトップに躍り出た。ミリオン・デット、フィネラル・フォー・ア・フレンズと生きの良いのがいますが、「格」が違うべ。さぁ、みんなもロストプロフェッツにはまろう。あ、今回もゴジラが曲名に・・・。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽L | 15:18 | comments(0) | - | - | - |
How The West Was Won/LED ZEPPELIN 2003・英
レッド・ツェッペリンの音源はなかなかオフィシャルから発表されることは少なかった。76年発表の「永遠の詩」が唯一のライブ・アルバムとして存在していたが、実に27年ぶりの発表になるのである。

カリフォルニアでの二公演から編集された二時間半にも及ぶ三枚組の大作である本作であるが、時期は72年で、バンドの状態も最高の時期である(プラントはまだ声が枯れてない)。「移民の歌」から始まり「ハートブレイカー」、「天国への階段」、「胸いっぱいの愛を」と前期のキャリアを総括するナンバーが収録されているが、圧巻は「モービー・ディック」でジョン・ボーナムのドラム・プレイが何分間に渡って続く、とんでもないプレイを聞くことができる。さらにペイジのギターが暴走ぎみに炸裂し、彼らをしっかり押さえつけるジョン・ポール・ジョーンズのベースがまた素晴らしい。やはりツェッペリンというバンドは四人のとてつもないテクニシャンの集合体だったんだなと今更ながら確信してしまうのである。。 

このライブ・アルバムはツェッペリン・ファンだけでなく、ロックが好きな人、ロックを実際に演奏してる人、みんなが聞くべき作品だろうと思う。本当に凄いアルバムである。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽L | 21:56 | comments(0) | - | - | - |
Led Zeppelin鶤/LED ZEPPELIN 1971・英
ライブ盤の発表と並んでレッド・ツェッペリンのアルバムがリイシューされた。「ハード・ロック」というブルーズの白人解釈の一つの最高点としてジミー・ペイジによって、その根幹を形成されたサウンド、ツェッペリンはその「ハード・ロック」の覇権者であり開拓者であった。第二のビートルズ、商業的にもビートルズに劣ることないツェッペリンだが、やはりリイシューされたアルバムで彼らの絶頂期、「4」を聞くこと、このレッド・ツェッペリンという「神」に触れることはロックを聞く者にとって無くてはならないことだろう。僕が初めて彼らのアルバムを買ったのは中学生の時で、偶然にも「4」だった。一聴してすぐに他のアルバムが聞きたくなった。
「ブラック・ドック」、「天国への階段」、ロバート・プラントの高い声とジミー・ペイジのギターはまさに「ロック」を僕に教えてくれたのだ。ツェッペリンはよく、その歌詞から男根主義的なバンドであったと解釈されることがあるが、ロバート自身はおそらくサウンドをより「弾け」させるためにそのような歌詞を書いたのだろう。男根主義的なバンドが「天国への階段」を描くことができるか。それを考えれば明白だろう。もし、ツェッペリンを聞いてない人がいたら最低、「4」を聞くべきだ。それで好きになったら「フィジカル・グラフィティ」、もっと好きになったら全部きけば良い。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽L | 16:11 | comments(0) | - | - | - |
Mercury/LONGVIEW 2003・英
イギリス、マンチェスターから新バンド、ロングビューの登場である。NMEのライブ・スケジュールには記載されるが、なぜか本誌にはほとんどでなかったロングビューだが到着したファーストは美麗なジャケットと共に美しい歌声が満載である。
コールド・プレイやトラビスと比較されているが、サウンドは両バンドより、よりノイジーでポップ、ヘイブンとか好きな人にはお薦めな作品ではないだろうか。名盤。

推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽L | 16:10 | comments(0) | - | - | - |
Lost Horizons/LEMON JELLY 2003・英
踊るの?騒ぐの?いえ、和むんです!

レモン・ジェリーの「ロスト・ホライズンズ」
これは「テクノ」が本質的に含める「ダンス」や「レイブ」という性質を切り払って構築されている。軽快に鳴らされるアコースティック・ギター、包み込みような「テクノ」サウンド。まるで童話の世界にいるようだ。緩やかで、穏やかな世界。素晴らしい。童話好きは買い!


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽L | 14:35 | comments(0) | - | - | - |
The Strangest Things/LONGWAVE 2003・米
このアルバムはポスト・パンクでありながらも決してガレージやアシッド・サウンドを表現してはいない。
彼らのサウンドはエレクトリックな部分を覆いつつも、基本的にはポップで分かりやすいサウンドなのだ。
決して新しくはない。しかし良作だ。

推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽L | 20:46 | comments(0) | - | - | - |
Up The Bracket/THE LIBERTINES 2002年・英
初代topページの「今日の1枚」で取り上げた、1枚である。2002年のSUMMER SONICで彼らの存在を知り、1stアルバムのリリースを心待ちにしていた。本国イギリスでは主要音楽雑誌の表紙を飾るなど、イギリスミュージックシーンのこれからを担う存在に違いないのだが、はっきり言ってここまでばかばかしい奴らとは思わなかった。これは褒め言葉。
とにかく今日の食いぶちが稼げればいい、ただ歌を歌ってるだけなのにみんな俺のことを間違ってるって言うんだぜという、イギリス下層階級の日常が、全曲を突き抜ける疾走感が見事に脳みそを引っ掻き回してくれる。
満載のこのアルバムは、きがつけば、わたしのヘッドホンから毎日垂れ流しにされている。

推薦者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-洋楽L | 10:25 | comments(0) | - | - | - |