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Prism/KATY PERRY 2013・米
マーブルチョコのようにカラフルでインパクトのある作品であった前作が大ヒットしたがゆえに、次回作は随分ハードルが上がるなと思っていたが、心配は無用であった。彼女の持つ天真爛漫さはそのままで、うまく大人に成長している。作品と、ジャケット、アルバム名がマッチしている。前回がカラフルなら今回はキラキラか。さらに、当然別々にレコーディングしたのだろうが、まるでライブのような疾走感、臨場感ある仕上がりになっている。それでかつ1曲1曲がポップでわかりやすく、万人受けするだろう。素人にも玄人にも受けると思う。

夫は本作について褒めたあと、「Katy Perryは曲に恵まれてる」と言ったのだが、正しくもあり間違ってもいると思う。Katyはガチガチのシンガーソングライターではないので、確かにプロデューサー陣の腕によるところも大きいのは否めないが、彼女の素養があって成り立っているのではないか。もちろん奇抜な格好も目を引くが、彼女の声はとてもよい。決して甲高くはなく、どちらかというとロック寄りの太い声である。この声が単なるアイドルにならない所以とも思う。


推薦者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-洋楽K | 21:06 | comments(0) | - | - | - |
Teenage Dream/KATY PERRY 2010・米
今旬の女性ミュージシャン1発目。この不況期にこの小娘は1枚のアルバムからのシングル5枚連続No.1という記録を打ち立てたらしい。興味本位とThe Culture Partyでかけてみようという気持ちから買ってみた。

いろんなジャンルの曲をできますよ、という見本市だがカラフルさがあまりない。Gagaのような強烈さがあるわけでもない。Lily Allenほどローファイなわけでもない。どこにでもいそうな女の子がそのまま歌になった、という感じか。なんでNo.1なのか。悪いわけではないんだけど。決め手がない感じ?

1曲1曲の色が異なるけど力の入っていない耳障りでないこの曲調が、今のDL世代には受けるのかもしれない。わたしにとっては、すごく好きになる訳ではないけど、嫌いになる訳でもない。だって彼女は、どこにでもいそうな女の子だから。でもすごくパワフル。だから聴かずにはいられない。


推薦者:hammer

| hammer | ディスクレビュー-洋楽K | 21:04 | comments(0) | - | - | - |
K/KULA SHAKER 1996・英
クリスピアン・ミルズという端正な(わたし個人からすれば三枚目の)「王子」が何よりのトレードマークといっても過言でもないKulaShaker。なぜか本国同様(時にはそれ以上)日本でも数字を稼ぐバンドである。
90年代のブリットポップブームを代表する1作である『K』を聴くと、そのキャッチーなメロディやわかりやすいポップネスはそりゃ日本で大衆受けするわなあと理解できる。ちょっとインドのオリエンタルなフレーバーを(上っ面ながら)乗せてかっこよくしてみました的な優等生アルバムであるように思う。

ほめてるのかけなしてるのかわからないが、わたしの中のようなひねくれ音楽人にはテンションもあげてくれるし、同時にちょっとしたつまらなさを感じてしまう1作である。ただ疲れた週末や頭を使いたいたくないときに聴くロックとしてはweezerと並んで最強かもしれない。今はこの1stと最新作しか手元にないが、weezer同様「特に好きではないけど、何となく買ってしまうバンド」になるかも。


推薦者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-洋楽K | 00:45 | comments(0) | - | - | - |
Sam's Town/THE KILLERS 2006・米
アメリカの4人組(位の)ロックバンドはここ近年ぱっとしないと思う。もちろんMy Chemical Romanceだとか馬鹿売れしているひとたちはいるのだけど、どことなくメタリックな香りがするのでわたしはあんまり好きではない。

このKILLERSも一回聴くとUKのバンドなのだろうかと思ってしまうが、アメリカ出身である。しかしサウンドの色からしてUKに受けるらしく、UKでの方が先に成功を収め本国に逆輸入される形となった。ロックバンドではないが、Scissor Sistersと同じである。

武骨なロックサウンドだけではなくところどころキーボードの波が泳ぎ80年代っぽさをかもし出している。そういう切なさというかノスタルジックさが比較的万人受けしているのではないだろうか。先日のライブでもファン層が意外と広かった。年代もそうだし服装ひとつとっても普段ロックライブに来なさそうな人がいた。今後も息の長いバンドとなるかもしれない。


推薦者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-洋楽K | 13:21 | comments(0) | - | - | - |
Empire/KASABIAN 2006・英
OASIS当人よりOASISの後継者といわれるKASABIANの2nd。OASISよりの泥臭いUK ROCK色が少なく最近のダンス・エレクトロニカも取り入れていて、流行りモノをうまく取り入れたロックアルバムというところか。1曲1曲が際立っていてどれをシングルにしてもよさそうな、聴きやすい楽曲が多い。

最初聴いたときはわたし個人にとって2006年を代表するアルバムだと思ったが、何回も聴いていると食傷気味になってしまう。1曲1曲がまるでビフテキのようで、アルバムの流れだとかそういうものがあまり感じられないからだろう。

ただKASABIAN自体は若手UK ROCKバンドの一つでありながら、一発屋では終わっていないバンドである。そういうバンドは今のUK ROCKシーンにおいては貴重な存在かもしれない。気の早い話かもしれないが3rdが彼らの勝負どころだろう。またかなり精力的にライブを行っているようだが、わたしは行けない来日公演はどうなのだろう。


推薦者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-洋楽K | 10:23 | comments(0) | - | - | - |
Hopes & Fears/KEANE 2004・英
フジロック行きました?キーン見ました?見た!それは貴重な体験だ。見てない!?それはコールド・プレイを見なかったと同じくらい損したって思ったほうが良い。キーンは今やポスト・コールド・プレイの地位をどっしり獲得している。
そもそもキーンはギター・レスで切ない歌を歌うバンドとして注目された。でもキーボート担当のティムは大学でコールド・プレイのクリスに「バンドに入らないか?」って誘われているのだ。結局ティムはキーンを取り、コールド・プレイには入らなかった。そんな不思議な関係の二つのバンド。最終的には二つのバンドともイギリス・チャート一位を飾ったのである。キーンのサウンドの特徴はとにかく切ないことだ。それはトラビスの「ザ・マン・フー」に少し似た感覚がある。でもキーンはさらに都会的に洗練された感がある。そして彼らはそんな都会の喧噪から私たちをとき放ってくれる印象だ。そこにはギターがないし、少しの打ち込みとキーボート、ドラム、そしてトムの「切ない」歌声だけが存在する。イギリス・チャート初登場一位は彼らの実力の現れだろう。売り上げではフランツ・フェルディナンドもレイザーライトもキーンには及ばない。

コールド・プレイが好きな人、特にセカンド「静寂の世界」が好きな人は必聴だろう。本当に切ない。悲しい時は泣けますよ。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽K | 21:31 | comments(0) | - | - | - |
Hot Fuss/THE KILLERS 2004・米
アメリカ、ラスベガス出身の四人組キラーズ。同名のヘビィ・メタル・バンドがいるが、こっちはオルタナティブ・サウンドを放つバンドである。去年、NMEによって紹介され、そのサイケデリック、ニュー・ウエイブなサウンドが注目された。そして念願のアルバムの発表である。

サウンド的にはアルバムの中でさらに幅広いパフォーマンスを見せている。シングル曲である『my brighside』、『somebady told me』のスピード感溢れる素晴らしい楽曲とは対照的にアルバムを包むこむ全体的なサウンドはスローリーでしっとりとした聞きごたえのある曲である。しかし、アルバムを通してサイケデリックな雰囲気が包み込む。それはシンセサイザーの音色が多用されていることが影響しているだろう。

アルバム全体としてはややダレル所もあるが新人バンドとしては良い作品と言えるだろう。トーキンズ・ヘッズなどが好きな人ならお勧めである。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽K | 11:40 | comments(0) | - | - | - |
Standards, Vol.1/KEITH JARRETT TRIO 1983・米
僕は20歳過ぎて、ピアノをやっている。聞こえは良いが実際はとても退屈で、単純作業の連続です。そのくせ一日さぼるとものすごいしっぺ返しがきて全然指が動かなくなります。あー、いやだいやだ。まだ若いから遊びにいけばいいのに下手になるのをびくびくして、心から遊びに熱中できない自分がいます。(事実、出張などで3日ぐらい練習を怠るとものすごいことになります。)思えば割りにあわないことを目標にしてしまいました。

そんなこんなですが、キースジャレットを聞いているときだけはそんな自分が報われます。彼は60年代以降のジャズピアニスト3羽ガラスの雄であります。(ちなみにもう2人はチックコリア、ハービーハンコック)彼のピアノは「すごい!!」ただそれだけです。ちなみに彼は超絶テク使いではなく、どんな素材も極上の音楽に変える天才です。推奨アルバムのトラック5「GOD BLESS THE CHILD」はジャズロックなアプローチしていてお勧めです。僕のこれが流れている15分32秒はいまだになにもできません。それほどピアノが「生きている」のです。

僕の目標は「キースジャレット」です。いや、笑わないで下さい。確かに「天と地」ほど差はあります。ただ生きがいなのです。キースとの出会いがなければ、1年持てばよかったピアノがいままだなんとか続いています。皆さんにもそんな人がいるんじゃあないでしょうか?音楽とはそういうものであり、そこに音楽の存在意義があります。「20歳過ぎてもピアノをはじめてよかったな」と思わせてくれるのは彼だけなのです。

みなさんもCDショップへ行く機会があれば探してみて下さい。「キースジャレット」、覚えて下さいね。


推薦者:ホンキートンク氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽K | 22:03 | comments(0) | - | - | - |
In The Court Of The Crimson King/KING CRIMSON 1969・米
この作品は文字通りクリムゾンのデビュー作で、クリムゾンのアルバムの中で最も売れ、認知を得た作品だろう。よく言われることに、このアルバムが70年の二月のチャートでビートルズの「アビーロード」を抜いてトップにたったということがある。しかし、このチャートはローカルのものであることが判明し、現在は10位以内にチャートインしたというのが妥当な解釈だろう。
だが、クリムゾン・サウンドのシーンへの進出はとてつもないインパクトがあったことは間違いない。プログレッシブ・ロックという「ロック」を用いつつも、それよりも高度な音楽的解釈を求め、作り出していった一種のムーブメントは、イエス、クリムゾン、エマーソン、フロイトといった素晴らしいバンドを生み出していくことになったからである。

 さて、アルバムの解説に入るとしよう。このアルバムのメインはなんといっても一曲目、「21世紀の精神異常者」であろう。作詞担当(楽器はひかない)のピート・シンフィールドによって表現された21世紀の世界観、それは「正常に生きていくためには我々は精神異常者であるしかない世界」なのである。この途轍もない作詞に乗せて、ギター、サックス、ドラム、そして音響処理されたグレッグのボーカルがマッチし、途轍もない暴力性を創り出している。曲中のインプロビィゼイションも凄いに尽きる。特に曲中番のサックスとドラムの掛け合いは素晴らしい。

アルバムの他の収録曲エピタフ、クリムゾン・キングの宮殿も文句なし素晴らしいが、やはりクリムゾンはジャズに対する姿勢が他のプログレッシブ・バンドに比べ強く現れている。

今回、リイシューされる作品全部を聞くことはお薦めしないが初期の作品の「ジャズっぽさ」はジャズを聞く人にもいいじゃないだろうか。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽K | 22:00 | comments(0) | - | - | - |
The Power To Believe/KING CRIMSON 2003・英
キング・クリムゾンのオリジナル・アルバムとしては13枚目となる作品。ロバート・フィリップが掲げたテーマ「ヌーブォー・メタル」の過程上に位置する作品である。そもそも「ヌーブォー・メタル」自体が「ニュー・メタル」に対する比較用語としてロバートの口から飛び出したのだが、かなり抽象的であり、捕らえにくいが、「パワー・トゥー・ビリーブ」はハード・メタルと解釈してよさそうである。
アルバムの根幹をなす「レベル5」は「太陽と戦慄パート5」か!?と推測されているが、たしかにあの独特な旋律がこの曲にも登場する。とにかくブリューとフィリップのツイン・ギターが凄い!恐ろしいほど完成度が高い。その他の曲も今まではなかった打ち込みが多用されていて面白い。とりあえず、「ヌーブォー・メタル」の真の姿は次回作に期待しよう。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽K | 16:25 | comments(0) | - | - | - |