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Blunderbuss/JACK WHITE 2012・米
常々感じていることだが、21世紀に入ってわくわくさせてくれる若手ロックミュージシャンが世界的に少なくなって来ていると思う。わたしが年を取ったからかもしれないが。JACKを若手ととらえるにはもう既に遅いと思うが、彼は今世紀ブレイクした中で決して裏切らないミュージシャンの1人だと思う。

THE WHITE STRIPESで大ブレイク、その後もTHE RACONTEURS、DEAD WEATHER等を経てファンとしてはようやく待ちに待ったソロアルバムのリリースが届けられた。一言で言えば、混じりっけなしの純度100%JACK WHITEか。THE RACONTEURS、DEAD WEATHERでは他のミュージシャンの才能や方向性にいい意味でも悪い意味でも合わせざるをえず、彼の個性が、時には生かされないということもあったと思う(JACK自身はいずれもプロジェクトも楽しんでいたと思うが)。今回はいろんなものから自由になって、のびのびと好き勝手音を紡いでいる。そういう意味では、THE WHITE STRIPESのMegは彼女の能力的な部分もありJackの個性を殺すことなく、というよりもむしろ彼女の音楽面での”非優等生”っぷりがJackを自由にさせていたかもしれない。そういうMegという地雷がない分、ソロアルバムには勢いが欠ける部分もあるかもしれない。

あとは音だけではなく、JACK WHITEはアートワークや見た目にこだわる。今回はTHE WHITE STRIPESでは決して使うことのなかった「青」がテーマだ。ライブでも自身もサポートミュージシャンも青いコスチュームに身を包んで演奏した。荒削りな音とは対照的に見るものを「コントロールする」のがお好きらしい。次のソロアルバム、また次は誰とコラボするのか楽しみだ。


(推薦者:hammer)
| hammer | ディスクレビュー-洋楽J | 21:36 | comments(0) | - | - | - |
I Got Dem Ol' Kozmic Blues Again Mama!/JANIS JOPLIN 1969・米
Janisが前出のBIG BROTHER AND THE HOLDING COMPANYを去って1年後に発表されたアルバム。自由になったからか1曲目の『Try』から肩が抜けていて楽しそうだ。ロック色は薄まり、ノリのいいリズムで、フェスで聴きたいなあと思える曲が多い。彼女が各フェスで伝説化したのはうなずける。
このアルバムのクレジットを見ても思うのだが、JANIS自身はそんなに曲を書いていない。彼女は壮絶な死もあって伝説化しているが、彼女もそうだが彼女に曲を提供したミュージシャン達も同じようにたたえられるべきだと思う。楽曲がよいからこそJANISの歌声も引き立っているわけだから。
余談だがわたしが購入したものにはBONUS TRACKとして『Summertime』『Pieces Of My Heart』のウッドストックでのライブバージョンが収められている。『Cheap Thrills』のもいいがライブバージョンは最高。

推薦者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-洋楽J | 00:27 | comments(0) | - | - | - |
Pearl/JANIS JOPLIN 1970・米
今朝新聞を読んでいたら、今日はJanisの命日であるとあった。Janisといえば女性ロッカーの草分け的存在。しかもドラッグ中毒死によって伝説となってしまったミュージシャンの代表でもある。
ところで『PEARL』は『Move Over』『Me And Bobby McGee』といった代表作が収められている、彼女の遺作である。Janisといえば「しゃがれた声のロックシンガー」だとか「魂の叫び」だというような形容詞がつく場合が多く、わたしもそうなのかなと思って聴いてみたが意外とポップだ。『Half Moon』のようなパーティーチューンもあるし、彼女の声が浮いている感じが全くしない。他の楽器群の音一つ一つが際立っていて聴いていて気持ちがいい。野外で聴きたい。モンタレーポップフェスで絶賛されたのには納得だ。
冒頭でも書いたがJanisといえば女性ロッカーの草分けというイメージが強いが、このアルバムを聴くとそれだけにとどまらず彼女とそのバンドの奏でる音楽は、後世のミュージシャンに大きな影響を持っているのだということがよくわかる。ギターやキーボードの一つ一つの細かい音の節回しが現代の多くのミュージシャンの中に生きている。30年以上前に発表された作品だが全く古さを感じさせない。いい作品はいつの時代に聴いてもすばらしいと改めて納得させられた1枚。

推薦者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-洋楽J | 20:32 | comments(0) | - | - | - |
Blue Train/JOHN COLTRANE 1957・米
 本CDはロック界でいえば、ビートルズやローリングストーンズのアルバムを薦めているようなものであり自ら探し求めてたどり着いたものではありません。しかしながら、あなたがもしまだジャズというジャンルを開拓してなければぜひともジャズ開拓初期のうちに抑えておくべきアルバムです。
 ここには1950年代、ジャズが最も熱かった頃の音楽が封印されています。有名どころはトラック1の「BLUE TRAN」でしょう。しかしながらアルバムのハイライトはなんと言ってもトラック2の「MOMENT'S NOTICE」であります。そこにはロックやポップスでは起こすことができない「風」が吹いており、それはそれはとてもこの世のものとは思えません。そしてアルバム全体がそのような「風」におおわれています。それを体感していない方は僕は羨ましくて仕方がありません。ぜひ、これから味わって下さい!!

 音楽的にみれば20世紀は「ロック」と「ジャズ」の世紀であり、人気で言えば間違いなく「ロック」に軍配があがるでしょう。しかし「ジャズ」というインプロヴィゼーション(即興演奏)音楽をここまで大衆化し、すばらしい芸術までに高めてくれた数々のジャズミュージシャンにいま僕はロックミュージシャンと同じぐらいの尊敬を覚えます。


推薦者:n-n氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽J | 21:31 | comments(0) | - | - | - |
Unknown Pleasures/JOY DIVISION 2000・英
「24hour party people」のDVDを見てからというもの、再びのこの作品を聞く機会が増えた。ジョイ・ディビィジョンを初めて聞いたのは高校生の時だから、自分でも歌えるくらい各楽曲について知り尽くしているつもりだったが、この映画を見た後、「自分がジョイ・ディビィジョンの、イアン・カーティスの何を知っているのか」と問われたら何も言えないような気になったのである。ファクトリー・レコードの設立と共にジョイ・ディビィジョンは走り始めたが、そのリーダー、イアン・カーティスのカリスマ性、アーティストとしての能力は常人離れしていた。まさに「天才」だったのである。バンド・サウンドは静寂と攻撃性の両方を表現していたが、彼のボーカル、彼の存在こそがジョイ・ディビィジョンの全てであったといっても良いだろう。結局、彼は自殺してしまうが、その衝撃は新たなる「カリスマ」、ニュー・オーダーを生むことになったのである。何回も何回も聞いている。でも、聞く度に「新たな」イアンに出会うことができるのである。
僕は今、再びイアンに会う機会が増えているが、それは現在のイギリス・バンドにそれだけの存在が居ないからだと思う。トム・ヨークもデーモン・アルバーンも、誰もイアンに変わる人物は居ないのである。もし「新しいイアン」が僕たちの前に現れたとき、それは新たな「ロック・ムーブメント」との始まりを意味しているだろう。イアン・カーティスという存在を知るアルバムは公式にはこのアルバムしかない。ぜひ、国内盤を買ってもらいたい。イアンの歌詞をしっかり見て、それから曲を聞いてもらいたい。

推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽J | 16:39 | comments(0) | - | - | - |
Cowboys & Indians/THE JEEVAS 2003・英
グルービー!!クリスピアンはやっぱり「グルーブ」を纏う人物なのである。

曲風は「1-2-3-4!」からたどり着いた広大な「アメリカ」の大地そのものだ!そこは正に「フロンティア」、フォーク、カントリー、ブルース、土臭いサウンドがクリスピアンの透き通る歌声と混ざり合い絶妙の化学変化が起こっている。クーラー・シェイカーからとき放たれたクリスピアンはもう好きかって、時代もブームも関係ない。良質なロックがそこにあるだけだ!CMでおなじみのCCRのカバー「雨をみたかい」収録。 


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽J | 16:15 | comments(0) | - | - | - |
Get Born/JET 2003・豪
オーストラリア出身、待望されたビック・カマー、Jetのファースト!音はEPより落ち着いたようだが、持ち前の勢い、スケール大きさ、申し分なし!一曲目から三曲目まで息継ぎなしで怒号のロック・チェーン!かと思えば四曲目でバラートを聞かせてくれる新たなJetの姿がここに。そしてラストまで、一息あるもものこれこそ絶品のロック・アルバムに仕上がっている。

ブリット・ポップのスタート・ラインにオアシスが存在したように、Jetがオアシスのような存在になれるのか!経験を積んだセカンドが今、既に、待ち遠しい。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽J | 14:40 | comments(0) | - | - | - |