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Despite Of Our Differences/INDIGO GIRLS 2006・米
前作『All That We Let In』では2004年というある種混沌といていた時代の中で憂いを歌っていた彼女たち。前作と比較して近作は明るいメロディや歌詞が耳につく。P!NKとのコラボレーション等もあるが、あくまで自分たちのスタイルが重要でありクレジットを見ないとP!NKの参加もわからないほどその個性は失われていない。 
実にきれいなハーモニーを聴かせてくれ、声が楽器の一つであるということをひしひしと感じさせてくれる。AmyとEmilyは基本的に対等な存在であり、それぞれの持ち味を各曲に生かしている。Amyが前面に出た方がいい曲ではAmyの個性が輝き、Emilyが前面に出た方がいい曲ではEmilyの個性が響き渡る。彼女たちの政治や世の中に対するスタンスが楽曲にもよく現れている。
INDIGO GIRLSとはアメリカの女性フォークデュオ。80年代前半からアトランタを中心にコーヒーショップ等活動し、89年に『Indigo Girls』でデビュー。デビュー作はグラミー賞のベストコンテンポラリーフォークアルバムわたしの周りで誰も聴かないINDIGO GIRLS。一度聴いてみてください。

推薦者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-洋楽I | 22:48 | comments(0) | - | - | - |
All That We Let In/INDIGO GIRLS 2004・米
しばらく新しい音楽から遠ざかっていてまた新たに音楽を聴き始めるとき、そこにはかつてのような先入観はなく純粋に自分がいいと思った音楽に飛びつくような気がする。わたしにとってそれは3年前のEGO-WRAPPIN'であり、今年のINDIGO GIRLSだ。
アメリカの2人組女性デュオ。一見儚いフォークデュオかもしれないが、芯の強いしたたかなバンドだと思う。まるで空気が流れるように自然に溶け合う2人のハーモニーがすばらしい、というか「すばらしい」と感じる前に体の中を血液のように流れている感じ。歌詞は訳したわけではないが、イラク戦争の影響のにおいも感じられるとか。しかし、1日5回聴いてもくどくないし、むしろ聴き足りないくらい。
キャリア9年目らしいが、わたしは今作で初めて知ることになった。いいバンドに出会えて本当によかった、と久々に思わせてくれた1枚。

推薦者:hammer
| hammer | ディスクレビュー-洋楽I | 23:19 | comments(0) | - | - | - |
A Crow Left Of The Murder/INCUBUS 2004・米
いったいどう理解したらいいのか。インキュバスはどこへいこうとしているのか。前作「モーニング・ビュー」がインキュバスのキャリアの中で最大の転機点であったことは間違いない。デビュー当時からメタル・ラップを繰り広げ「メイク・ユアセルフ」でメロウなサウンドを展開、そして「モーニング・ビュー」でオルタナティブ・ロックへと道を進めてきた。この作品の中の端々に施されテクニック、そしてギターのワンフレーズに「モーニング・ビュー」が見えかくれしている。しかし、作品全体を包む空気はメイク・ユアセルフに近いような気がする。
別荘を借りきった快適な空間で生み出された前作とは違い、今回は二週間という新人バンドなみに短い期間で作品を完成させている。各曲から感じる暴力性はこの状況からきているに違いない。インキュバスはオルタナティブ・ロックという貝殻を捨てたのか。ミクスチャーというジャンルを蹴り倒したのか。それが今の彼らの姿なのかもしれない。

推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽I | 15:07 | comments(0) | - | - | - |
Turn On The Bright Lights/INTERPOL 2002・米
「NYC」、曲名が示す通りインターポールはNY出身のバンドである。クールで、グラマー、モッズのようにスーツを着こなし、サウンドはジョイ・ディビィジョン、ベルベット・アンダーグラウンド、テレビジョン・・・。まさにオルタナティブ世代のモッズである。ニュー・ウェイブ、ポスト・パンク、その深みのあるサウンドと歌声は印象に残る。ただ、彼ら、ややNMEなどのメディアに祭り上げられたバンドになりつつある。

NMEが彼らのクールな部分だけにスポットを当てたりしているのは正直、頂けない。インターポール自身が早く今、置かれている状態気づいて脱却してくれることを願う。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽I | 16:30 | comments(0) | - | - | - |
Ima Robot/IMA ROBOT 2003・米
イマ・ロボットのデビュー・アルバム、「イマ・ロボット」は本当にロボット・サウンド介入、はつらつガレージ・サウンドを繰り出している。

ガレージ・バンドの隣に「ロボット」、「キュイーン」とか「ガー」、「シュー」イイ感じのノイズ。ガレージ・サウンドは普通、ボーカルは裏声が際立っている。ロボット!?確かにロボット。ガレージ好き、ロボット好きは買い!


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽I | 14:39 | comments(0) | - | - | - |