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Panic Movement/HISS 2003・英
ロッキン・オンが特集していた「次世代ロック・バンド」にも取り上げられたバンド、ヒス。「次世代の音」ではないが「次世代のバンド」であること間違いない。
一聴して分かることは彼らは「ロック」ではなくて「ロックン・ロール」であること。「ポップ」じゃないこと。そしてかなり「土臭い」ことである。その「土臭さ」というのはブルーズやスワンプとか、そういう「ロック」のジャンル的なものではなくて、「人間的な」臭さのように感じるのである。Jetもそうだけれど、そういう「土臭さ」は現代のシーン、つまり多様化したロック・シーンの中では、単純すぎて逆に目立つようである。ヒスも音的にはJet近い。が、上記したように「ポップ」じゃないので、聞けば聞くほど味がでるタイプである。Jetが好きな人はぜひ聞いてみてほしい。


推薦者:めぐめぐ氏
| hammer | ディスクレビュー-洋楽H | 16:50 | comments(0) | - | - | - |
Lunatic Ride/HALO 2002・英
Haloのデビュー・アルバム「Lunatic ride」は間違いなくUKギターロックの「夜明け」を告げる一枚である。

へビィでメタリックに構築された曲のなかにも一筋の「優しさ」をもった旋律が流れている。Haloは「激情」と「繊細」、両極端、カオスティックな遺伝子を持っているのだ。そこにはストーンズの「悲しみのアンジー」やレディオヘッドの「ジャスト」の血が脈々と息づく。

Haloはそれらを自らの「美意識」をもとに再構築し、独自の世界を作り出し、私たちを深いメランコリィへと誘うのだ。


推薦者:めぐめぐ氏

| hammer | ディスクレビュー-洋楽H | 23:02 | comments(0) | - | - | - |